【男性として生まれた方向け】中性的メイクのやり方とコツ

中性的メイク
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「中性的な顔になりたい!でもメイクのやり方がわからない」

「自分の顔のパーツを活かしたメイク方法が知りたい」

「どんなスキンケアが自分の肌に合っているのか知りたい」

そう思っていませんか?メイクは女性だけのもの、若い人だけのものではありません。

性別や年齢に関係なく、自分に自信を持ったり、理想の自分に近づけるための一つの方法としてメイクを取り入れることは素敵なことです!

初めまして!筆者のはっこです。

美容部員の経験がある筆者が、メイクに関して右も左も分からず、興味があるのに踏み込めない方やもっとメイクのコツを知りたい方の為に基本的なスキンケアからメイクアップ方法までご紹介します。

美容部員歴8年の私が選ぶ手放せないコスメも紹介しているので、最後まで読んで頂ければすぐにメイクを実践したくなることでしょう!ぜひチャレンジして、自分のモノにしてくださいね♪

 

中性的メイクって何?

そもそも「中性的メイクってなに?」と疑問に思われている方に対して、中性的メイクについて、解説していきます。中性的メイクを取り入れることで、性別の垣根を越えて、自分が好きな顔になれるでしょう。

中性的メイクとは、性別に捉われないメイクのことです。

男性でも『かっこよくなりたい』方もいれば『可愛いに近づきたい』方もいらっしゃいます。

目尻だけアイラインをいれたり、涙袋を強調したり、色味を使うことで、性別の垣根を超えて、なりたい顔を目指します。

有名人でいうと、りゅうちぇるさんや、ゆうたろうさんのように、ジェンダーレスの方々が取り入れていますね。

現在のお顔立ちから、理想に近づけるためのコツを習得することで、印象をプラスに変えたいという想いを叶えるのが、中性的メイクです。

 

男性の肌と女性の肌の違い。メリットとデメリットは?

男性と女性の肌の違いがあることをご存じでしたか?

ここでは違いを解説し、女性の肌と比べた時のメリットとデメリットをお教えします!

生まれ持った性の特徴を理解することでさらに肌を綺麗に保つためのヒントになるので、ぜひ知っておきましょう。

実は、男性と女性の肌には

・皮膚の厚さ

・皮脂の量

の違いがあるんです!

ひとつずつ解説していきます。

 

皮膚の厚さ

女性に比べて、皮膚の厚さは0.5mm厚く、キメが荒いと言われています。

女性の方が脂肪層・水分量が多く弾力性があるのに対し、男性の皮膚は少ない為キメが荒く見えてしまうのです。

皮脂の量

男性ホルモンの影響で、皮脂量も女性の約2〜3倍分泌します。女性は年齢と共に皮脂分泌量が減少しますが、男性はあまり減少しません。

・女性の肌に比べて分かるメリットやデメリット

では、この違いで男性の肌にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょう?

メリット

皮膚が厚いことで肌がかぶれにくいこと。

皮脂が多く乾燥しにくい為シワなどになりにくいこと。

デメリット

皮膚が厚いことによってキメが荒く見えてしまうこと。

皮脂分泌により汚れが詰まりやすくなること。

男性と女性の肌の違いは、皮膚の厚さと皮脂の量の影響によるもので、根本から違いますね。

お互いメリットもあり、デメリットもあります。

違いを理解したうえで、ご自身に合ったスキンケアやメイク、道具を選んでいきましょう!

スキンケア|素肌を整えるための肌タイプ別スキンケア

スキンケアとは、洗浄・保湿・保護を基本として皮膚の正常な機能を良好に保つことを目的とするケアのことです。顔のパーツごとのメイクを変えるだけでも印象は変わりやすいですが、素肌を整えることでメイクのノリも更に良くなります。

メイクのノリがいいと、長時間崩れにくく、老化の促進を妨げることもできたり、メリットが多いです。

まずは、自分の肌に合ったスキンケアを知っていただくために、肌のタイプ別スキンケアをご紹介します!

肌荒れの原因になりやすい「シェービング」についても、おすすめのやり方をお伝えするので、是非参考にしてみてくださいね。

脂性肌タイプ

・特徴

水分も皮脂も多く、潤いはあるがべたつきやすい肌のこと。

・よくある悩み

皮脂の過剰分泌により毛穴詰まり毛穴の開きニキビなど汚れの原因となる肌トラブルを起こしやすい。

・スキンケアポイント

丁寧なクレンジング、洗顔をすること。引き締め効果のある化粧品で皮脂を抑えるスキンケアを意識すること。洗浄成分が強すぎると肌の必要な水分まで奪われることがあるので、洗顔後つっぱりを感じるものはNG。

・シェービングのおすすめ

プレシェービングローション。電気カミソリで使用できる化粧水タイプのもの。肌を引き締めて髭を立たせることで剃りやすくしているタイプがある。

 

乾燥肌タイプ

・特徴

皮脂水分ともに不足し、かさついて荒れやすい肌のこと。

・よくある悩み

バリア機能が低下しやすい為肌荒れを起こしやすくなる。角質層が厚くなり、肌のザラザラ感やくすみが気になる。

・スキンケアポイント

ピーリングやスクラブなどの角質ケア商品を週に一度プラスのケアとして使うこと。油分も水分もどちらもバランスよく補えるスキンケアを意識すること。

・シェービングのおすすめ

シェービングクリーム。髭を柔らかく剃りやすく、肌を保護してくれるタイプ。

 

混合肌タイプ

・特徴

部分的に差が大きく、油っぽい部分と乾燥してしまう部分と別れる肌のこと。混合肌の中でもTゾーン(おでこや鼻)は油っぽいがUゾーン(頬)がかさついてしまう。

・よくある悩み

水分と油分のバランスの崩れからバリア機能が低下しがち。両極端な肌状態の為、肌質をコントロールするのが難しい

・スキンケアポイント

Tゾーンには化粧水をたっぷりと、水分補給を意識して乳液は少なめに。Uゾーンなどの乾燥する部分は乳液やクリームをつける。肌の部位の状態に合わせて調節する。

・シェービングのおすすめ

シェービングソープ。髭を柔らかくさせ、髭剃りによる肌荒れを防止するタイプ。

普通肌タイプ

・特徴

水分油分のバランスが取れている肌のこと。かさつきやニキビなどトラブルが起こりにくい。

・よくある悩み

肌が安定しているので、特になし。

・スキンケアポイント

新しい化粧品や美容機器など試すのに適している為、気になるものを試しやすい。

・シェービングのおすすめ

好きな使用感で選んでも問題ない。シェービング後にはカミソリ負けや肌荒れを防止するようなアフターシェービングローションもある。

他にも季節の変化など外的な要因やストレスなどの内的要因が加わることで肌状態が変わることもあります。

その時の状態に合わせて、使うスキンケアを考えていきましょう!

ベースメイク|マット肌・ツヤ肌別のポイント

ベースメイクとは、「化粧下地」「ファンデーション」「コンシーラー」「フェイスパウダー」などのお顔全体に使えるようなアイテムのことです。

ベースメイクをして素肌をカバーすることで、綺麗に見えるだけではなく、紫外線対策にもなります。綺麗な肌に見せるパーツメイクとしては欠かせない部分ですのでぜひ理解していきましょう。

ベースメイクのポイント

ベースメイクのポイントは、仕上げる順番です!

順番は、

①化粧下地→コンシーラー→パウダーファンデーション

もしくは、

②化粧下地→リキッドファンデーション→コンシーラー→フェイスパウダー

の流れで仕上げることで綺麗に仕上がります♪

ナチュラルな仕上がりにしたいときは①、しっかり仕上げたい時は②のアイテムを使ってみましょう。

顔色を健康的に見せるコントロールカラー

化粧下地やコンシーラーなどで元の肌の悩みを整えるのがコントロールカラーです。

ぜひこちらも取り入れてみてくださいね♪

※コンシーラーとは、肌の粗を隠す為のものです。

ピンク 血色をよく見せたい

イエロー くすみや色沈みをカバーしたい

グリーン 赤ら顔や頬、ニキビ跡の赤みを抑えたい

オレンジ クマやたるみ、青みがかった髭の部分など気になる部分の影色消しに

パープル 透明感が欲しい

ファンデーションの種類

好きな肌に仕上げておくためにはファンデーションが欠かせません!

次のフェーズで肌の仕上げ方についてお話ししますので、まずファンデーションの種類をご紹介します。

ルースパウダータイプファンデーション

ルースタイプパウダーファンデーションとは、このようなケースに入った粉体ベースのパウダーです。

プレストパウダーファンデーション

プレストパウダーファンデーションとは、ルースパウダーのように粉体ベースですが、押し固められたものです。

リキッドファンデーション

リキッドファンデーションとは、水分・油分・粉体が混ざったファンデーションです。パウダータイプの2種類と違って、パフがないので指などで伸ばしていきます。

マット肌の作り方

ツヤのない陶器のような肌に仕上げるのが、マット肌です。

ポイントはテカリを抑えることです。

おすすめのファンデーションは、2つあります。

1つはルースタイプのファンデーションです!

ルースタイプを使用することでテカリをナチュラルに抑えることができ、ナチュラルに仕上がります。

2つ目はプレストタイプのパウダーファンデーションです。

プレストタイプのパウダーファンデーションは毛穴の凹凸をカバーしてくれたり、持ち運びに最適です。

コーセーのコスメデコルテ「フェイスパウダー」は成分にタルクが含まれているので、

サラッとなめらかな質感に仕上げてくれて、テカリを落ち着かせてくれる効果が期待できます。

6色展開で肌の色に合わせて選べることも魅力の一つ。

フェイスパウダー
極上シルクのような軽くなめらかなタッチで、しっとり肌に溶けこむフェイスパウダー。質感を選べる6トーン。

油分がすくなめのアイテムを選ぶと、さらっと仕上がるので、マット肌に近づきますね。

ツヤ肌の作り方

パールを含み、光沢感のある艶やかな印象にするのがツヤ肌です。

ポイントはプラスでハイライトを使うこと。ファンデーションのタイプはリキッドファンデーションのように水分が多く含まれているものが、艶っぽく仕上がります。

おすすめのハイライトは、hince「トゥルーディメンションラディアンスバーム・クリア」です。

私の手放せない愛用商品で、スティック状になっているので使いやすいですし、TゾーンやCゾーン、唇の上や顎先に少量のせるだけのたった一塗りでツヤ感が出せます!

hince
Mood-Narrative Make-up Brand, hince

プラスアルファでハイライトをプラスすることで簡単にツヤ肌を作ることができます。

アイブロウ|理想の眉毛へ近づける方法

アイブロウとは、英語で眉毛のことを指します。アイブロウの化粧品にはアイブロウペンシルや眉マスカラなどがあります。

平行眉、アーチ眉、直線眉、上がり眉など眉毛の形も様々、それぞれの方が理想とする形もあるでしょう。

ベースの形が理想の眉の形に近いならチャレンジしてみるのも良いですが、元の眉毛の形と大幅に違う場合、不自然になるのは避けたいですよね。

ここでは、ナチュラルに理想の形にするためのポイントを解説します。

眉毛を整えることで、清潔感のある印象に仕上がりますよ♪

理想の眉毛の作り方

①眉頭は小鼻の端からの延長線に来るように描く。

②眉頭から眉尻までの3分の2の位置が眉山。

③眉尻は小鼻と目尻を結んだ延長線と眉頭の下の水平線の線が交差する部分まで。

このようなイメージです。

眉毛のカット方法

①眉ブラシで毛の流れに沿って整える。

②眉の輪郭を意識して理想の眉のプロポーションをアイブロウペンシルで描く。

③眉コームを使って、はみ出た部分をハサミでカットする。

この理想の眉毛の作り方、カット方法を習得できればナチュラルに理想の眉毛に近づけます。

アイメイク|一重、奥二重、二重別の仕上げ方

アイメイクとは、その名の通り目元の化粧のことです。目の形は人それぞれですので、参考にする為にどのサイトを見たらいいのか悩みますよね。今回は実際に多くのお客様へメイクアップの経験がある私が目の形別の仕上げ方について紹介します!

一重の方向けアイメイク

アイシャドウの色選びで失敗しない!

色味は濃すぎず、肌馴染みのいい色を選びましょう。オレンジやベージュがベストでしょう。目幅を強調出来るように、煉りタイプのラメ感や濡れ感のある質のものを瞳の上あたりに馴染ませます。

ピンク・ブルー、ホワイトは腫れぼったく、濃いめのブラウンだと強めの印象になってしまうので気をつけましょう。

目尻の締め色となるアイシャドウには濃いめのブラウンやベースで使ったアイシャドウの色味より1トーン濃い色味を持ってきても綺麗に仕上がります。

アイライナーは目を開けて目尻だけ!

目を閉じてアイラインを引いてしまうと、目を開いた時に潰れて見えなくなってしまいます。

目尻にかけて2mm程度アイライナーを引いたら、綿棒やアイシャドウを上に軽く乗せてぼかします。

涙袋をぷっくりと見せる!

ラメ感の少ない涙袋ライナーで目の下の涙袋をなぞります。その下に極薄な茶色やオレンジのライナーで影を引き、綿棒でぼかします。

奥二重の方向けメイク

ツヤ、パール感のあるアイシャドウを選ぶ!

二重幅が狭いので、一重の方同様に目幅を強調できる練りタイプのラメ入りのものを選ぶと立体感が出てメリハリが出ます。

アイライナーはなるべく細く引く!

太く引くと逆に目が小さく見えてしまうので、まつ毛とまつ毛の間を埋めるようなイメージで引くのがベスト。アイライナーはペンシルタイプが使いやすいです。

目の下には耐久性の高いパウダーを仕込んでパンダ目を防ぐ!

にじんだり、よれたりしないように、アイメイクがここまでできたらパウダーでおさえましょう。その後は一重の方同様に涙袋を描きます。

二重の方向けメイク

縦にグラデーションをアイシャドウで作る!

パウダータイプのベースの色、バランスをとる中間色、引き締め色の濃い色の3色を使ってグラデーションを作ることで、自然な目の立体感が出ます。

アイライナーは使わない!

引き締め色のアイシャドウでグラデーションできていれば、アイライナーがなくても綺麗に仕上がるのでアイライナーを使う必要はありません。使ってみたい場合は、目尻に2mmほど引いてみてくださいね。

三角ゾーンに締め色を使う!

下瞼のベースには明るめの色、三角ゾーンに引き締め色のアイシャドウをのせることで切長な印象になります。

目の形別で様々な仕上げの方法があることがわかりましたね。ぜひ自分の個性を活かしたアイメイクを楽しんでみましょう♪

チーク、リップ|血色感をプラスして中性的にするコツ

仕上げには外せないチークとリップです。この2つのアイテムが加わることで、マスクを外した時の印象が変わります!ヘルシーな中性的メイクを仕上げるには、必須アイテムなので、ぜひチェックしましょう。

ナチュラルな色味を選ぶなら、コーラルピンクがおすすめです。

コーラルピンクは日本人の肌色に馴染みが良く、自然な仕上がりに見せてくれます。

チーク、リップの色味は同じ系統にしましょう。

リップがオレンジならチークもオレンジにしてあげることで自然さと統一感が出ます。

オレンジは、元気な印象に見せてくれるのでサマーシーズンやアウトドアな日に使ってみてもいいですね。

チークは、頬骨に沿って入れることでシェーディング効果も期待できます。ブラシでのせると、ナチュラルに仕上がるのでブラシで顔の内側から外側に向かってのせてみましょう。

※シェーディング効果とは、顔に立体感を持たせて小さく見せてくれる効果のことです。

このご時世でマスクだからといってカサカサな唇のままでは勿体無い!グロス感はなくとも、ツヤっとしていると健康的に見えるので初めてリップに挑戦する方は色付きリップから始めてみてもいいかもしれませんね♪

まとめ

今回はメンズ向けで中性的メイクのコツとやり方について顔のパーツ別や肌タイプ別にご紹介しました。

ポイントををまとめると以下です。

・中性メイクとは、性別に捉われないメイクのこと。

・肌のタイプには種類があり、男性・女性の肌でも違いが違いがあり、その特性を理解してスキンケアやメイクをする必要がある。

・それぞれの悩みに合わせたメイク方法がある。

『メイクをしてみたいけど、正解がわからない…』という方のお役に立てたら幸いです。

自分の顔のパーツを活かして自分を好きになる為に、「メイク」があるのだと思います。

印象を変えたいと思っている方は、是非チャレンジしてみてくださいね!

 

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